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スピアマンが提唱した。 テストの結果を因子分析したところ、高い相関があることから、 すべてに共通する知能「一般知能因子(g)」が存在するとした。 そして、一般知能因子では説明できない因子を「特殊知能因子(s)」と名付けた。
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「障害者の権利に関する条約」 2006年12月に国連で採択された。 日本では、2007年に署名し、2014年に批准した。 個人に必要とされる合理的配慮が提供されることなどが示されており、 締約国には合理的配慮が障害のある人に提供されることを確保することが求められている。
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自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮すること、 そして、自分の成りたいものを実現すること。 また自分の目標を実現しようと努力し、成し遂げること。
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個別の支援計画に含まれる。 個別の支援計画のうち、教育機関が中心となり策定したものを指す。 子どもの就学期間中に重要な役割を果たすものである。
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1~2歳の乳幼児を主な対象として行われる聴力検査である。 音がする方向に、音がしている間おもちゃが照らされるという状況を作る。 音がする→その方向を見る→おもちゃが見える、という流れをくり返し、 音が聞こえたら楽しいものが見えるという期待、すなわち「音が聞こえたら音源を見る」という行動を条件づけて検査を開始する。 その後音圧を調整して、子どもの反応を記録し、聴力を測定する。 1~2歳が主だが、生後数カ月~3歳程度の発達段階の子どもに適用できる。 発達につまづきのある子どもに多く用いられる方法である。 ただし、長く繰り返すと馴化するため注意が必要である。
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90%以上の人が左半球に存在する。 脳損傷による失語症によって部位と機能が発見された。 ○ブローカ領野 構音言語、発話の運動中枢を担っている。言語の生産に関与する領域である。 この部位を損傷した場合、運動性の失語を発症し、言語の理解はできるが発話や書字に困難さが生じる。 ○ヴエルニッケ領野 言語の聴覚的理解の中枢を担っている。言語の理解に関与する領域である。 この部位を損傷した場合、感覚性の失語を発症し、発話はできるが意味を成さなかったり、言語理解に困難さが生じる。
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障害の原因を究明したり、状態を把握したり、合併症がないかをチェックしたりする目的で行われる。 研究の目的として行われる場合もある。 発達障害では、脳波やMRIなどを用いた中枢神経系の検査を行うことが多い。
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要介護および要支援高齢者は、自宅で家族によって介護を受けていることが多い。 介護者は主に嫁や娘が行っているが、介護される人の高齢化に伴って介護者自身も高齢であることが多く、身体的な負担が強い。 特に、食事や入浴、排泄といった毎日繰り返され、体力が必要とされる介護に対してストレスを感じている。 また、特に認知症の場合、徘徊や感情的な言動など、介護される側に振り回されることも多く、精神的なストレスが極めて強くなる。 特に介護は毎日同じことをくり返し、終わりがないこともストレスへと繋がっている。
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Joint Attention. 他者と同じものに注意を向け、情報を共有・伝達するための行動システムのこと。 (行動のパターンであり、能力ではない) 単に他者と同じ方向に視線を向けるだけではなく、 相手と同じイメージを共有しているという「間主観性」(相互主観性)が成立している必要がある。 ジョイントアテンションの手掛かりには、視線・身振り・指差し・発声・ことばなどがある。 ▼ジョイント・アテンションの発達 生後3カ月頃~:相手の視線を追う 生後5~6カ月:声で相手の注意を引く 生後9~10カ月:指差しが出現する ・乳幼児期はまず目を合わせるところからジョイントアテンションが始まる。 頻繁に相手と視線を合わせることで、相手の意図を確認する。 ことばが発達すると、ことばがジョイントアテンションの手掛かりの主流となる。 ▼ジョイントアテンションの分類(Mundy、2003) ○Responding to Joint Attention(RJA) 相手の視線、頭の方向、指差しに追随する。 通常3~18か月に発達する(18か月でも生起しない場合は注意が必要である) ○Initiating Joint Attention(IJA) 原叙述行為である。注意を共有すること自体が目的となる。 子ども側からジョイント・アテンションを開始する行為で、アイコンタクトや指差し・提示などで相手の注意を誘導する。 通常6~24か月に発達する。 ○Initiating Behavior Request(IBR) 原命令行為である。事物を手に入れるために生起する行動で、相手の行為を引きだす行動である。いわゆる要求行動。 通常6~24か月に発達する。 ▼ジョイント・アテンションと発達 ○Lerning To段階 ジョイント・アテンション行動を形成する時期である。 3~12カ月に発達する。 ○Learning From段階 ジョイント・アテンション行動を用いて、知識(語彙・社会的参照)を獲得していく時期である。 12カ月以降に生起する。 ▼自閉症におけるジョイント・アテンション ASD児にとってジョイント・アテンションは難しいことが知られおり、診断基準となっている場合もある。 (指差しの出現が初語の後になる場合もある) 特にInitiating Joint Attention(IJA)において困難さが見られ、改善も難しい。 要求行動による指差し(IBR)は障害されにくく、出現もしやすい。 (一方で、他者へ注意を引かずに指差しだけ行う場合も多い) 他者への指差しへの追随(RJA)は発達により軽減したり、訓練により学習できる。 (指差しの追随は出現しても、意図の共有は出現しにくいとも言われている) ASD児は「自分を見ている視線を検知」することが難しいため、ジョイント・アテンションが困難となっている。 また、物への注意が強く、視線へと向きにくくなっていることも原因とされている。
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従来の考え方は「単線型発達観」と呼ばれている。 これは、発達は社会や文化の違いを超えて人類共通であるという考えであり、 唯一絶対の発達の道筋があると考えられていた。 現在では、単線型発達観ではなく「複線型発達観」が主流である。 社会や文化に応じて人は発達するものであり、発達の道筋は人によってそれぞれ異なるという考え方である。 これは障害児だけではなく、典型発達児にもあてはまる。 障害があるから正しい発達になおすのではなく、障害ならではの発達を尊重するという考え方でもある。